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| 我が地区に居られる「山作り衆」のお宅で、山の神に伐採の報告と安全を祈る神事が行われた後、 地区の氏神である「七社明神社」へ徒歩で、諏訪大社上社のご神職を先頭に移動します。 |
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| 諏訪大社の依頼により、数百年にわたって御柱用材の伐採を担ってきた 「山作り衆」が、装束を正し「神斧」を先頭に、斧（よき）を肩に続きます。 「山作り」の皆さんは全員我が地区にお住まいです。 |
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| 「山作り衆」を支援することで大社にご奉仕する、通称「伐採奉仕会」の地元氏子の皆さんが、 「山作り衆」の後ろに控え、伐採の無事を祈ります。 肩にしている大鋸や斧（よき）は、古くからの歴史あるものだそうです。 |
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| 「七社明神社」での安全祈願が終わると、「山作り衆」のお宅にある鍛冶場にもどり、 火入れ式の神事が行われます。 伐採に用いられる斧（よき）と大鋸を、古式に則って熾した火にかざし、清めます。 あわせると100本以上あり、大分時間がかかりました。 |
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| いよいよ御柱伐採の当日です。 各柱３００人の参加しか認められていませんでしたから、全員で２４００名ということになります。 国有林内部に入るということから、自然保護のためやむをえない措置と聞いています。 |
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| 神斧が到着しました。 神事が始まります。 |
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| 御柱木の前に上社大総代をはじめ、地区の頭郷総代の皆さん。 それに伐採にかかわる「山作り衆」、「伐採奉仕会」や地区の斧（よき）取り衆が控えます。 |
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| いよいよ斧（よき）入れ式が始まります。 斧（よき）を掲げ、無事を祈り、振り下ろします。 |
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| 伐採現場には近寄れませんが、各々の地区の皆さんが伐採木を遠巻きにして、伐採を応援します。 木遣り衆が美声で伐採の無事を山の神に祈ると、全員が「そいや、そいや」と両腕を振って和し、 背後に見える村旗の青竹を地面に打ち下ろして、加勢します。 |
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| 伐倒の瞬間です。 前夜の新雪のために、倒れる姿がハッキリ見えないのが残念ですが、大変な感動でした。 「もみの木は神の子に曳かれて神となる」という歌を思い出しました。 |
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| ２１日に伐採現場の立科山から、「山出し」出発地に移動した御柱です。 早速家族連れが、自分の地区の御柱を見物に訪れていました。 ここは「綱置き場」と呼ばれていて、八ヶ岳登山口のひとつである「美濃戸口」の近くです。 また信玄の「棒道」がクロスしているところでもあります。 曳行の準備が出来るよう、８本の柱が200ｍ以上はなれて置かれています。 全部で2ｋｍくらいあるのかなあ… |
