彷徨録2013年9月

2013年9月2日「秋の渡りがいよいよ始まります」
2013年9月8日「行って来ました、速報です！」
2013年9月23日「秋の渡り、続報です」

2013年9月23日「秋の渡り、続報です」

　台風が過ぎたら一気に秋モードになって、朝晩は寒いくらいの今日この頃です。
あれから何度か白樺峠を訪れ、練習に励んでいます。

　昔勝手にお師匠様と決めていた方が、「眼に光の入っていない野鳥写真なんて、写真じゃないよ」、と穏やかに呟かれたことがあります。
所謂キャッチライトですが、生き物（人間含む）写真にとってとっても重要ですね。

　今頃になってようやくその意味が分かってきたようです。
自然相手でなかなか注文どおりとは行かないのですが、どんなものでしょうか…

　それでは何枚かご覧いただきます。
今年はこれまで、ハチクマの飛来数が少ないですね。

　酷暑の疲れがようやく顕れる頃です。
末筆ながら、皆様のご健勝をお祈りしています。

まずは、珍しいものから…

チゴハヤブサ幼鳥です。
飛んでいるトンボを捕らえ、そのまま空中で食べてしまいます。

お次はカメラ目線のオオタカ幼鳥です。

一寸ヒョウキンな表情に見えますね。

つづいて、ミサゴ。

海鷲なので、信州で見る機会は少ないですね。
どうしてか、朝一番はピントが来ませんねえ…（泣）

これからはメインのワシたちです。

まず、ハチクマです。
ハチクマは模様の変種が沢山あって楽しめますよ。

つづいて、数では一番多いサシバです。

これは幼鳥です。

下は、2羽が直ぐ近くで絡んだ珍しい場面です。
左が幼鳥、右が成鳥（メス？）。

最後は小さなサシバのタカ柱です。

写真にするとまったく面白くないですなあ…

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2013年9月8日「行って来ました、速報です！」

　我慢しきれなくて、お仲間と6日に行ってきました。
視認数２６羽と少ないですが、シーズン当初としてはまずまずの数です。

　上昇気流が弱かったためか、大部分が低く飛んでくれてうれしかったですね。
アサギマダラもちらほら見えて、季節はもう間違いなく秋です。

　それでは何枚か、速報としてご覧いただきましょう。

まずはサシバ成鳥から　　オスか？

これもサシバ成鳥　　メスか？

つづいてサシバ幼鳥です。
体下面の縦じまが特徴ですが、顔の周りもまだうぶ毛のようなものが残っていますね。

かわっては、ハチクマ　メス。　黄色の虹彩が特徴です。
喉元にあるソノウが大きく膨らんで、猟をしたばかりであることが分かります。
この膨らみ方だと、小鳥よりもっと大きいものを喰ったかな…

このかわいらしいのは、ハチクマ幼鳥です。
くちばしの上にある蝋膜が黄色なのと、虹彩が暗色、翼指が黒く潰れているのが特徴です。

最後は番外編の孔雀蝶です。
マツムシソウの淡い紫との対比がきれいですね。

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2013年9月2日「秋の渡りがいよいよ始まります」

　あれ程暑かった夏も峠を越えました。
皆様お元気でお過ごしですか？

　少雨だったものが、今度は熱帯のスコール並みの大雨が続いていて、明日のゴルフが一寸心配です。

　昨日、防災訓練でご近所と立ち話、「いよいよ始まるな、また一緒に出掛けましょう！」
そうなんです、白樺峠のワシ・タカ秋の渡りが開幕です。

　後顧の憂い無きよう、今年は草取り等も4回目まで終えました。
いや、楽しみだなあ…

　というわけで、今回は渡りとはまったく関係のないことばかりですが、少しご紹介しますね。
9月半ば過ぎには第一報をご報告できると思います。