2013年10月3日「白樺峠、いよいよ後半戦です」
2013年10月24日「信州は秋本番です」

2013年10月24日「信州は秋本番です」

　朝晩は暖房が欲しい日もあって、いよいよ秋本番ですね。
今年は白樺峠に入れあげて、紅葉散策にも出かけていない始末です。

　それでも10月後半はゴルフを何度か、それに南紀熊野の地に初めて足を踏み入れました。
念願の熊野古道をわずかですが歩くことが出来て、大変うれしかったです。

　信州と違って温暖の地、少し歩くと汗が吹き出るような塩梅でした。
その様子は次回にご紹介する積りです。

　今日はワシタカ秋の渡り最終回として、今シーズンの締めとしたいと思います。
もう１、２度出かけるかもしれませんが…

まだ１０月初旬のころなので、白樺の紅葉はこれからでした。

１０月の主役のひとり、ツミ。 上が比較的見ることの少ないオス、下が幼鳥です。 オスは目が真っ赤です。

もう一つの主役ノスリです。 山バックだとなかなかピントが合わず苦労します。

つづいては、前半戦の主役サシバです。 上が幼鳥、下が成鳥メスと思われます。

もうひとつの前半戦の主役ハチクマです。 上は幼鳥のようですが、どうでしょうか… 下は成鳥メスと思われます。

これはオオタカ幼鳥ですね。

ちょっと遠かったですがチゴハヤブサ。 ものすごいスピードであっという間にいなくなりました。

居付きのクマタカ。 １０月も何度か現れてくれました。

ワシタカではありませんが、アオバトのオスです。

鳥ではありませんがアサギマダラです。

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2013年10月3日「白樺峠、いよいよ後半戦です」

　あっという間に9月が過ぎてしまいました。
今年も残り3ヶ月、「冥途の旅の一里塚」もまたひとつ減ることになります。

　9月は例年通り、ハチクマ、サシバを中心にたくさん飛んでくれました。
連休中は人出を避けていたのですが、やはり500人規模の観察者が集まったようです。

　鳥ばっかりで何時ものことながら気がひけるのですが、まあこれが私の実態だということで、
もう少しお付き合い願います。

　さて、唐松岳を八方池経由で登った友人がくれた写真を見ると、八方尾根の上の方は紅葉の盛りで見事です。
もうそんな時期なんですね。

　この調子だと、今年の紅葉は見逃してしまいそうですが、まあ仕様がないですね。
とはいっても気になるので、一度行ってみようかなあ…

　さて、10月に入ると渡りも後半戦に入り、ハチクマ、サシバからノスリ、ツミに主役が交代します。
数はぐっと少なくなるのですが、一方チゴハヤブサ、オオタカ、ハイタカなどなど、様々なタカ達に会える時期です。

　今日は渡りではありませんが、お気に入りのクマタカを中心に、渡る鳥たちも少々…

今季1回目のクマタカ、真上をまっしぐらに通過していきました。 羽の生え揃い方から見て若鳥と思われます。 ちなみに、陸鷲ではイヌワシに続き2番目の大型鳥です。 翼の幅が広いですから、まあたたみ一畳が飛んでいると思えばよいでしょう。　（全長80ｃｍ　翼開張160ｃｍ）

２回めのクマタカ。 この時は上空で旋回してくれました。 翼指や尾羽の様子がよく分かります。 光が足りなくて画質がイマイチで残念ですね。

お次はお口直しにアサギマダラをご覧下さい。 マツムシソウに少し逆光気味にとまっています。 順光のときよりも羽の色に深みがあって、お気に入りの一枚です。

つづいては、オオタカ幼鳥。 ソノウが大きく膨らんでいますね。 安曇野あたりで狩をしたやつがまだ消化しきれないのでしょう。

タカではありませんが、白樺峠名物の一つ、ハリオアマツバメです。 名前の由来は尾羽先端にある避雷針のような針からきています。 翼開張が50ｃｍともっとも大きいツバメの上に、もの凄いスピードで飛翔するので、 近づいたときには、「ゴオォ〜」 と凄まじい風切音が聞こえます。

これからはおなじみのお歴々です 。 まずは、ハチクマです。 目ん玉に光を、と常にねがっているのですが…

つづいて、サシバです。  あとで出てくる、ツミと翼指の数が5本で同じだったり、ツミのメスとサシバの成鳥の虹彩が黄色で同じだったりで、 大きさの判断がつかないと、間違えそうです。

最後がツミです。 日本最小のタカです。 ハトとおなじくらい…

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