２０１１年６月９日「このところの日常生活」
２０１１年６月２３日「久しぶりの山歩きでした」
２０１１年６月２５日「辰野のほたる」
２０１1年６月９日 [このところの日常生活」
まるで何かの報告書のようですが、震災から３ヶ月、早く生活のリズムをもどさなくっちゃ…ということもあって、
このところは、こんな生活態度となっとります。
ズンズン伸び始めた庭の雑草取りに加えて、枯れた部分がはげっちょろになった芝生の手入れに、連日３時間。
これを第１作業として、他にはゴルフの打ちっぱなしと、後ほどご報告する自宅裏の定点観測（鳥です）を毎日続けています。
加えて、裏の小泉山（標高差130ｍくらい、それでも標高1070ｍ位あるんですよ）に運動に登ったり、いくつかのポイントに鳥探しに出かけたりしてます。
それと、先日は久しぶりに所用があり東京にも足を伸ばしました。ちょっと面白い写真をお目にかけますよ。
おかげさまで、余計なことを考える余裕がまったくなくて、助かります。
それでも先日の総理大臣の辞任（時期）騒ぎには、まったく呆れ果てましたけどね。
それではごちゃごちゃの話題ばかりですが、我が日常の一端を、一寸ご覧いただきますか…
先ずは久しぶりに上京したときのスナップですが、写楽展を見たり恵比寿の写真美術館を訪れたりと楽しかったです。
駅のエスカレーターも大分動いていたし、人の波も相変わらずで、表面的には震災の影響も感じられませんでした。
あとは皆さんの心の奥底で何かが変わった…かどうかなんですがね。
さて、お次は我が家の上を飛ぶハチクマについての話題です。
ハチクマはトビ大で、春になると南からやってくるワシですが、こんな里山で出会えるとは思ってもいませんでした。
（ご興味のある方は白樺峠の秋の渡りに登場するハチクマたちをのぞいてみてください)
ハチクマの名前が示すように、クマタカに似ていながら、地バチを喰う珍しい食パターンを持っています。
まあ、このあたり、地蜂文化といってもよい地蜂との付き合い方がある土地なので、不思議ではないのですが…
最後はおまけ、水田に水を張り田植えが終わると、色々な昆虫やカエルがいっせいに湧きだしてきます。
カルガモやサギがそれを狙って訪れてきます。
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| まずは上野の写楽展から、やっぱり全景に人を入れたほうがいいですね |
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これからご覧頂くのは新しいカメラボディの機能の験し撮りです。
従来のパノラマ機能と違い数十枚の淡写真を画像処理でつなぎ合わせ一枚の絵にしています。
ぜひ拡大してスキャンしてご覧ください、細部まできちんと写っていますよ。 |
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これは品川のキャノンタワーの隣にあるコーヒーショップです。
喫煙室の中からですが私の独り占めでした。 |
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| これが同じ場面の単写真です。 |
パンフレットは野鳥の会の
オープンギャラリーのもの。 |
ここからは我が家の裏で撮ったものです。
定点観測をしたお陰で、出会えたものです。 |
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これだけは別で蓼科の森で撮ったもの。
オオタカを追っ掛けていたときですが、
ハチクマと推定しました。
これまで公式の観測記録はないと思います。 |
上にも書きましたが、連日数時間も庭に出て
いたとき、明らかなワシタカ類の鳴き声が
聞こえました。
あわてて小泉山を見ると、遠くにこんなものが
飛んでいました。
トビやノスリと明らかに違う大型ワシと思われます。 |
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| そんなこんなで草取りもそっちのけで張り込んで数週間、次に会えたのが上の写真です。 |
それからまたしばらくしてから、やっと近くに現れました。
トビ並みの大きさ、喉の縦筋、６本指からハチクマでまず間違いありません。
残念ながら逆光できれいな写真になりませんでしたが、羽一枚一枚の模様まで透けて見えます。 |
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| それ以外にも ノスリは少なくと3羽確認できました。 |
これはハイタカと思われます。 |
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| トビがぶら下げているのはカワラヒワか… |
珍しく迫力のあるカラスとトビの追っ掛け。 |
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| ツバメ、速くて難しいですね。 |
カッコー |
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| カルガモ |
違う種類の蝶がからみあいました。 |
2011年6月23日「久しぶりの山歩きでした」
関東地方は梅雨に入って早くも半月経ちますが、皆さんいかがお過ごしですか？
草取りにも飽きたし、打ちっぱなしでウサを晴らすこの頃です。
昨日は久々にすっきり晴れた青空に誘れて、以前から訪れてみたかった、北八ヶ岳の大河原峠に出かけました。
大河原峠との因縁にご興味がある方は、2009年10月2日 「ケン、江戸時代の水路をたどる」 をご覧ください。
まだ梅雨時のせいか人も少なくて、ゆっくりと楽しむことが出来ましたね。
体重対策のため、有酸素運動の範囲で歩こうと、息があがらぬ範囲でゆっくり登りました。
高山植物のイワカガミが、もう大分咲きそろっていて、歓迎してくれました。
白馬はもうだいぶお花たちが咲きそろっているんだろうなあ…
もう一つ、ワシ・タカ類に会えないかなあ…という期待がありましたが、
稜線では体がもっていかれそうな強風で、残念ながらトビひとつ現れませんでした。
朝方通過した白樺湖のレンゲツツジが満開だったので、念のため帰り道に車山肩へ立ち寄ってみました。
まだ３分咲き程度、今年は花が１週間くらい皆遅れています。
レンゲツツジの写真は、中腹のもう満開をむかえた辺りで撮ったものです。
なんとか富士山が見えますよ。
ではまずは早朝の白樺湖から…
ここからは、いよいよ大河原峠です。
標高は2,100ｍ近くあります。
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| さあ、登りはじめましょう |
さっそく、 イワカガミと出会えました |
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| 約３０分で広々とした頂上に出ます |
振り返ると左に蓼科山を望めます
なんとも開放的な気分… |
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双子山から北八ヶ岳の方にこれも３０分ほど下ると双子池に出ます。
ヒュッテもまだ閉じていて、私の一人占めでした。
とても静かな、左が雌池、右が雄池、だそうです。 |
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| 小屋にあった案内図 |
下の「トキンの岩」から見た大河原峠です |
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「トキンの岩」
粗いぼろぼろの礫岩で怖かったです。 |
帰りに霧が峰に立ち寄りました。
なんとか咲いているレンゲツツジを前景に選んで、と…
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前回もご覧いただきましたが、PICASAの拡大ボタンを押してから、
拡大率を最大にして、画像を左右に動かすと細部がハッキリ見えますよ。
ちなみに、北八ヶ岳主峰、蓼科山の反対側にあるので、大河原峠は見えません。 |
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八ヶ岳連峰の全景です。
右端に富士山も望めます。 |
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最後に番外編です…
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定点観測地点に現れた、道草好きの男の子。
カエルでも追っ掛けているのでしょう。
学校は我が家の直ぐ近くなのです。 |
田んぼで見かけたコサギ？
遠くて気づきませんでしたが、
首から上が濃いクリーム色です。
幼鳥でもないしなあ… |
番外編最後は、我が家の裏に現れたキジのオス。
こうやってまじまじ見ると、確かに
耳タブのように見えますな… |
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２０１１年６月２５日「辰野のほたる」
珍しいことがあるものですね、たった２日で更新なんて。
このところ連日真夏並みの気温で私もバテ気味です…が、これしきの事で負けてはおれぬ、
という訳でほたる見物にと出かけました。 場所は伊那谷の入り口になる辰野町です。
３０年ぶりですから、田んぼのあぜ道を、辰野駅から真っ暗い中、靴を泥だらけにして歩いたことくらいしか覚えておりません。
昨日行ってみると、まあこれが様変わりで、昔の面影が全くありませんでした。
遊歩道が整備され、舗装までされていました。
一方で、柵がされて気楽にどこでも入っていける、という訳にはいきません。
肝心のほたるはどうだったの？ということですが、今回は大当たりでした。
わずか１時間しかない盛りの時には、１万尾は飛んだ、という大賑わいでした。
シンクロしながら一斉に点滅しつつ、空中を離合集散するさまは、宇宙空間に浮かぶ夜光虫をおもわせます。
本当に、夢のような光景でしたね。
根が貧乏性なので、カメラを持参しましたが、現像してみると全く違うものになっていました。
こいつはやはり、暗闇の中で自分の目で見、この浮遊感を全身で味わうものだと思います。
シャッター速度は４秒から８秒、三脚なしの手持ちですからブレブレです。
真っ暗だし、AFは効かないのでピントは適当な「置きピン」です。
それでは辰野のほたる−松尾峡へどうぞ…
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| これで全体の1/3位カバーしていますかね |
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| 暗くなるまでロケハンを兼ね、一通り歩き回りました |
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８時ちょっと前に一斉にほたるがひかりはじめました。
左上は、固く禁じられているのにもかかわらず隣のオジサンがフラッシュを炊いたところ。
フラッシュ炊いてホタルが撮れますかね… |
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以上は最高潮に達した時のもの。
全体でダンスを踊っているように波打っています。
もちろんシンクロして点滅しながらです。 |
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| まるで３歳児の落書きですね |
これはお遊びです。
どうしたか分かりますか？ |
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